4月
24
2009

生き物のオンパレード

4月21日に秋田入り。今回は短い滞在です。

家に到着して最初に出迎えてくれたのは、毎年やってくるツバメの夫婦。まだこの界隈の田んぼにが水が張られていないため、ドロを集めることができないので、乾燥した土で巣を作っては無残にも途中で崩れてしまうことを繰り返していたそうです。

でも昨夜まとまった雨が降ったので、今日はせっせと黒い土を運んできては、どんどんマイホームを補強し、いまはほぼ完成。これで子育ての準備ができました。

その昨夜の雨。どのくらいの激しさかと夜中にバルコニーの窓を開けて外の様子を伺っていたら、薄暗い街頭の下を何か動く気配がしました。最初はネコかと思ったのですが、どうも動作がいつもと違うので、よく目を凝らして見ると、なんとそれはキツネ。全体はまさにキツネ色で細長い頭と長く太い尾。北海道のキタキツネに似た風貌のキツネでした。

向かいの家の敷地に入っていったかと思うと、くるっと踵を返し、我が家の敷地にスタスタと入ってきます。このときはっきりと形を確かめましたから、キツネに間違いありません。庭の塀にひょいと飛び乗り、しばしの間その上でウロウロしていたかと思うと、ぴょんと庭の中に入って姿が見えなくなりました。

この近くでは漁師が捨てた魚を目当てによく出没すると聞いていましたが、まさか民家の庭の中にまでやってくるとは家族の誰も予想していませんでしたから、最初この話をしても誰も信じてくれず・・・でも自分は動物園以外で野生のキツネを見るのは初めてだったので、妙にわくわくした気分になりました。

今回の秋田滞在では動物との関わりはそれだけではありません。その翌日、取引先を訪問したあと、あまりにもいい天気だったので道の駅「てんのう」でひと休み。ここは家に帰る途中、トイレタイムによく立ち寄る休憩所です。実はここには自然林をきれいに造成した公園があり、地元の人たちは春から秋にかけてピクニックに訪れます。今回は久しぶりにその山の中に車を止めて休憩することにし、売店でパンを買って、食べ歩きながら桜並木をくぐり、小鳥たちの歌声の中をゆっくりを散策を楽しみました。

そして公園の中の施設「スサノオの村」に足を踏み入れたとき、何かが動く気配がしました。よく見ると、リス。ネズミではありません。復元された高床式の家の下で、ぴょんぴょんと跳ねています。どうやらまだ子供らしく、動きがぎごちない様子。エサを求めて出てきたのか、冒険していたら道に迷ったのか、その頼りないしぐさに思わず引き込まれて、そっと近づきました。

5メートルほど離れた場所でじっとしていると、人間に気づかないのか、それとも人間の怖さを知らないのか、少しずつこちらに近づいてきます。そしてついに足元に。このとき私の体は完全硬直状態。驚かせないようにゆっくりとデジカメを構え、愛らしい姿をパシャリ。今度は証拠写真がありますから、家族も信じるでしょう。子リスはしばらく私の周囲で遊んだあと、茂みの中に消えていきました。

やはり田舎はいい。純粋にそう思えた一日でした。

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